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総合格闘技で初!? 3 vs 3のチーム対抗戦

IMG_6736.jpgちょっと話はさかのぼるが、6.4 ネオファイトでは格闘技界では珍しい3対3のチーム対抗戦が行なわれた。1Rごとに対戦相手が変わっていって判定も3Rトータルで行ない、チームの勝利を決めるというもの。ネオファイトはさらに、この中に打撃ルールもミックス(笑)。中には一本勝ちのラウンドや判定にもつれ込んだラウンドもあり、それを3Rトータルでジャッジするのはややこしいが、要は勝ち抜かない柔道の団体戦のようなものだ。

この対抗戦はチーム・マックス vs 藝人(イェイン)MMAというチーム同士の戦いだったが、印象に残ったのはボッコボコの殴り合いになった第2試合の立ち技打撃マッチ。韓国格闘技関係者が「これは相手をつかまないドン・フライ vs 高山善廣ですね」と言っていたが、試合する機会のなかった韓国人の心の叫びが聞こえてくるかのような気迫の入った試合で、会場も大盛り上がり。こういう後先考えない試合をする選手を第一試合でドンドン使えば、ほかの大会にもいい起爆剤となるだろう。

試合の機会が少ない韓国で、新人の選手に経験を積ませるのが目的というこのチーム対抗戦。どうせなら全員の体重を近くして勝ち抜き戦とかにしてもおもしろいかもね……って、それじゃあ、まるっきりリングスの国別対抗戦じゃん! ……そういえば、チーム対抗戦って11年前の1998年にリングスが盛大にやってたね。あれは早すぎた試みだったんだな。無差別の対抗戦で先鋒がスーパーヘビー級のタリエルとか、いま考えるとありえない光景が続出した大会だった(詳細は各自調査)。

リングス同様、寝技のブレイクが異常に速いネオファイトは、かつてブランドン・リー・ヒンクルも参戦しており、パンクラスの渡辺大介との対戦も実現させている。大会を開けば毎回レフェリング問題などでバッシングされるのに、しぶとく生き延びている不思議な団体である。

※※※おまけ※※※

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