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6.20『TUFシーズン9フィナーレ』

少し遅れたが、スパイクTVで放送された6.20『TUFシーズン9フィナーレ』を観た。

■ライト級5分3R
○ ジョー・スティーブンソン[3R終了 判定3-0]ネイト・ディアス ×

ネイトはゴンタ顔になると兄貴同様、いい悪役面になる。対するスティーブンソンの顔はやっぱり北岡選手に似ている(笑)。試合開始早々、ネイトはギロチンを狙うが、スティーブンソンはこれを制して門脇ポジションに移行し、パウンドを放つ。さらにネイトをひっくり返してタイトなギロチンを極める。ネイトは金網を蹴って脱出。スティーブンソンがポジションをキープする中、1Rが終了。

2R、兄貴のニックとそっくりな構えからネイトがパンチを繰り出すが、スティーブンソンは組みついてテイクダウン。ネイトは有利なポジションを作れず、下から三角絞めなどを狙うが、極められず2R終了。ここまでスティーブンソンが圧倒。3Rが始まってスティーブンソンが手を合わせようとするが、ネイトはこれを無視して殴りかかる。兄弟して性格そっくり(笑)。スティーブンソンのタックルに合わせてネイトは払い腰。初めて上のポジションを取ってパウンドを落とし、相手が中腰になったところでギロチンを狙うが極められず。最後はスティーブンソンがタックルを繰り返して試合終了。判定で三者ともに29-28。スティーブンソンがうまく試合をコントロールした。

■ライト級5分3R
○ ロス・ピアソン[3R終了 判定3-0]アンドレ・ウィナー ×

TUFシーズン9英国ファイター同士の対戦。TUFシリーズで放送されていたからか、通常のUFCより試合前の煽り映像が豊富。ダッキングして頭から突っ込んでいくのがピアソン。ウィナーは組みついて金網に相手を押しつける。1Rも2Rも金網際でのクリンチ合戦が大半だが、ブーイングはなく、会場は静か。リアリティショー効果なのか、普段のUFCと違って観客は非常に温かい。2Rはアグレッシブな打撃とタックルのトライ数の多かったピアソン有利。3R、ピアソンがクリンチ状態のアッパー、スタンドでパンチを数初命中させ3-0の判定で勝利。TUFの優勝者にしてはスケールが小さ過ぎるが、観客はピアソンに声援を送っていた。

■ウェルター級5分3R
○ クリス・ライトル[3R終了 判定3-0]ケビン・バーンズ ×

序盤は打撃の展開。ライトルの飛び込んでのフックが効果的。バーンズもカウンターのフックを返していく。けっこう激しい打撃戦で、UFC本戦ならこれぐらいでギャーギャー騒ぎそうだが会場は静か。1R残り1分でバーンズの右アッパーでライトルがフラッシュダウン。バーンズはヒザと左右のフックで攻め込むが1R終了。2R以降はライトルが逆襲。スタンドの攻防で徐々にライトルがプレッシャーをかけていくと、バーンズは背中を見せて逃げる。3R早々、バーンズの蹴り足をつかんでのライトルの右ストレートでバーンズはカット。ライトルはガードの上からでも強いパンチを叩き込んでいく。最後にバーンズも根性を見せ、ラッシュをかけるが、打撃のヒット数ではライトルが上。ライトルが判定3-0で勝利。ベテランらしく1Rに喫したダウンをうまくリカバーした。

■ウェルター級5分3R
○ ジェームス・ウィルクス[1R チョーク]ダマルクス・ジョンソン ×

ようやく今回のテーマである“英国 vs 米国”が実現。観客はUSAコール。序盤の打撃戦はウィルクスが制し、ケージ際に追いつめてジョンソンをテイクダウン。ウィルクスは中腰になっていきなりヒールホールドに移行! さらにウィルクスはヴォルク・ハンもビックリの裏からのヒザ固め(連続写真を参照)を狙う。おかげでジョンソンに上を取られてしまったが、ウィルクスはオモプラッタ→三角絞め→オモプラッタのコンボで相手を圧倒。スタンドに戻るが、ウィルクスはすぐテイクダウンに成功。亀のジョンソンのバックからチョークを狙う。相手のガードが固いとみると、ヒクソンが中井戦で見せた腕一本を足でフックしてのチョークに切り替え一本勝ち。残り時間の少なさまで計算に入れたかのようなウィルクス、かなりデキると見た。ヒゲ面柔術マスターのダスティン・ヘイズレットのようにUFC本戦でもバンバン極めて勝ってほしい。
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■ライト級5分3R
○ ディエゴ・サンチェス[3R終了 判定2-1]クレイ・グイダ×

メインには、“名勝負請負野蛮人”グイダと、TUFシーズン1の優勝者サンチェスが登場。両者ともにアグレッシブファイターなだけに、いい試合にならないハズがない“鉄板カード”。グイダは入場から奇声を発し、異常なテンション。対するサンチェスも気合が入っており、オクタゴンに入るなりグイダを挑発。グイダも「ここはオレの家だ!」とやり返す。風貌からして大ベビーのサンチェスと大ヒールのグイダの構図もいい。サンチェスはベビーフェイスらしく、コール時には芝居がかった祈りのポーズ。試合は視殺戦を経て、のっけからノンストップの大打撃戦。会場は大盛り上がり。

サンチェスはアッパカットの連打に跳びヒザ蹴りと、アドレナリンを爆発させた攻撃でグイダを圧倒。対するグイダはテイクダウンで対抗。上からヒジを落とすが、サンチェスは下からアームロックを狙いつつ、蹴りあげてスタンドに戻す。ここでサンチェスの左ハイがクリーンヒット! タフなグイダはすぐに立ち上がるが、サンチェスはまたも跳びヒザ、そしてアッパーの連打! 両者はめちゃくちゃアグレッシブ。今度はサンチェスがグイダをテイクダウン。ハーフからヒジを落とし、グイダが立ち上がったところで1R終了。非常に内容の濃いラウンド。

2R、グイダはサンチェスのローキックに合わせたタックルでテクダウン。グイダはブルータルなヒジとパウンドを落としていくが、サンチェスも下からアームロック、縦エルボーで反撃。ケージ際に詰められると、サンチェスはラバーガードから金網を利用しての腕十字など、下からも攻め続ける。グイダも上からパウンドを落としていくが、かなり流血している。このラウンドはグイダか。

3R、両者はスタンドで距離を測りつつパンチを繰り出す。隙をついてタックルに行こうとするグイダに対し、サンチェスは切れ味鋭い左ハイキックを放っていくスリリングな展開。このラウンドはグイダがサンチェスにカウンターを何発かヒットさせるが、サンチェスもタックルで飛び込んできたグイダをヒラリとかわし、流れるようにサイドからのチョークへと移行。グイダ、苦しそうだがなんとか脱出。グイダが上のポジションを取るが、サンチェスはグイダの流血を浴びながら下からアームロック、腕十字を仕掛けていく。グイダがパウンドを落としたところで試合終了。接戦だっが、下になっても動き続けたサンチェスが2-1で勝利。

サブミッション、ストライキング、どれをとってもスマートでテクニカルだったサンチェスと、打撃、タックル、パウンド、すべてにおいて荒々しいグイダの対象的なスタイルがスイングした素晴らしい試合だった。

ベストバウトは断トツでメイン。セミのウィルクスも非常に面白い選手で今後が非常に楽しみだ。
 

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