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6.19『Strikeforce Challengers』を観た

6月19日に開催された『Strikeforce Challengers』のShowtime放送分を観た。
このシリーズはCBS傘下のケーブルテレビShowtimeで『ShoXC』として放送されていた後継番組で、テレビ欄では『ShoMMA』という名称になっている。『Strikeforce Challengers』シリーズは5月15日の大会に続き、2回目の開催となる。全11試合中、5試合がテレビで放送された。テレビ中継の実況はMMAに関してオタク的知識を持つマウロ・ラナーロ。ゲストコメンテーターはスティーブン・クアドロス(PRIDEの北米放送などにも出ていたアメリカ人記者)とパット・ミレティッチ。

■ミドル級5分3R
○ ルーク・ロックホルド[1R チョーク]コーリー・デベラ ×

プロフィールによると、デベラはカウボーイ空手の使い手なのだという。なんだそりゃ。ロックホルドはAKA所属でグラップリングが得意の選手。なぜか観客はロックホルドにブーイング、カウボーイ空手マスターは大人気。だが、試合が始まるとデベラは右フック一発ですぐにダウン。ロックホルドにパウンドからチョークでキュッと絞められてあっさり負けてしまった。カウボーイ空手マスター、何もしないまま敗北。だが、ロックホルドには、勝ってもブーイングが飛び、本人もなぜか謝る始末。試合で負けて会場人気では勝つ(?)カウボーイ空手、恐るべし(笑)。第一試合として、ある意味つかみはOK。

■女子135ポンド契約5分3R
○ サラ・カウフマン[3R終了 判定3-0]シェイナ・ベイズラー ×

試合前の紹介Vで「カードマジックが得意なの。アタシはデスカード、スペードのクイーンよ」と言いつつ、トランプを投げだすシェイナ。06年にはMARSで来日し、ロクサン・モダフェリに勝利している。セコンドはジョシュ・バーネット。シェイナは入場でフライングVを背負って登場。UFCとはまったく違うアプローチが新鮮に感じる。対するサラは9戦全勝8KOというストライカー。こちらは静かに入場。

ジョシュとトレーニングしているシェイナはキャッチレスリングっぽい、いやらしい技術を披露。その技とは、ノースサウスポジシションで自分の脇と相手の顔の間にヒザを入れて絞め上げる変則ノースサウスチョーク。相手はヒザで踏まれたうえに絞められるのだから、痛くて苦しいだろう。結局、この技は相手にひっくり返されてしまったが、シェイナが下になってもミレティッチは「まだ技はほどけてない。極まっているよ」と言っていたので、下からも極められる技のようだ。
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残念ながら2R以降はサラの打撃を浴びてシェイナは判定負けしてしまったが、ビクトル投げからのヒザ十字、下からは腕十字、足関節をトライするなど、とにかく極めに行く姿勢が好印象。過去にはツイスターでたま☆ちゃんからタップを奪っているし、また日本で観たい選手だ。

試合後、ジョシュがテレビのインタビューを受け、シェイナの試合について触れたあと、ヒョードル戦について「チャンスがあったらパイルドライバー出すよ」などとコメント。できるの? 

■160ポンド契約5分3R
○ ジョルジ・グージェウ[3R終了 判定3-0]コナー・ヒューン ×

UFCでは勝ったり負けたりだったが、激しい打撃戦で観客を楽しませていたグージェウがストライクフォースに登場。試合は期待通り1Rから激しい打撃戦。グージェウがヴァンダレイばりに左右のフックを連発で放てば、ヒューンも鋭いカウンターでグージェウのまぶたをカットさせる。バチバチの打撃戦に会場も大盛り上がり。柔術黒帯のグージェウはグラウンドで下になっても冷静に足をすくってスイープし、ラバーガードを取る相手からスルリとパスしてサイドを奪うなど、寝技での実力も披露。僅差の試合だったが、グージェウが判定で勝利。パンチをもらいすぎるグージェウの試合はダメージがたまらないか、観ていて不安になる。

※※※
インターバルに、ジーナ・カラーノ vs クリス・サイボーグの煽り映像が入る。シンプルだがスタイリッシュな作りの映像に期待も自然に高まる。
※※※

■ミドル級5分3R
○ ティム・ケネディ[2R パウンド]ニック・トンプソン ×
ミレティッチが中継の冒頭で一押ししていた試合。ケネディはジェイソン・“メイヘム”・ミラーと1勝1敗という実績を持つ隠れた実力者。この試合が1年半ぶりの復帰戦。対するトンプソンはいつの間にかアゴ髭が伸びまくって以前より『戦極』度が増している。今回はミドル級に階級を上げての参戦。セコンドはジョシュ・バーネット。

打撃の展開からケネディがタックルでバックに回ると、トンプソンはすぐに腕を取って、ストレートアームバーで切り返す。極まりそうだったが、これを脱出すると、あとはケネディのポジションキープ能力の高さをいやというほど披露。1、2Rを通じてサイド→マウント→バック→サイドと体勢を入れ替え、蹂躙有利なポジションに移行しつつトンプソンを蹂躙。ポジションを奪われまくって根負けしたか、2Rにケネディがサイドバックからを数発パウンドを放つと、トンプソンはたまらずタップ。試合後、トンプソンは怒りの形相でレフェリーに何か不満を漏らし、ジョシュがなだめていた。どうやらパッティングがあったようだ。ただ、内容はケネディの圧勝だった。

■ミドル級5分3R
○ ジョーイ・ヴィラセニョール[3R終了 判定2-1]エヴァンゲリスタ・サイボーグ ×

嫁さんのクリスがジーナと闘うことが決まったサイボーグがメインに登場。サイボーグは昨年9月の『戦極~第五陣~』で脱臼して以来の試合。何気にセミとメインに『戦極』ファイターが続けて登場。対するヴィラセニョールも昨年のエリートXCでフィル・バローニに勝利して以来、約1年ぶりの試合。

試合は、サイボーグがローキックを織り交ぜ、相手を迎撃するスタイルなのに対し、ヴィラセニョールは隙を見て飛び込んでの大振りフックやストレートを狙っていく展開。1R半ば、ヴィラセニョールがクリンチからテイクダウンに成功。ここで膠着するとレフェリーは「アクション!」の掛け声が飛ぶあたりは、ちょっとジャパニーズスタイル。ヴィラセニョールはパスするが、サイボーグに立たれてしまう。

2R、両者はスタンドではさらに激しい打撃戦を展開。サイボーグのローキックはかなり入っている。2R残り1分でサイボーグはラッシュを仕掛け、両者は激しくパンチを交錯させる。3R、ヴィラセニョールがクリンチに行くが、サイボーグは逆に相手のトランクスをつかんでテイクダウン。パウンドを落とすサイボーグだが、ヴィラセニョールもすぐに立ち上がる。サイボーグはスタミナ切れかパンチが効いているのか、若干フラフラしている。さらに目尻もカット。ヴィラセニョールはボディブローを混ぜながら徐々にプレッシャーをかけてサイボーグを攻める。結局、試合は判定決着となり、2-1でヴィラセニョールが勝利。試合後、ヴィラセニョールは、「いずれカン・リーと闘いたい」とコメントした。

※※※※

5試合中、3試合が判定だったこともあり、やや重苦しい内容だったが、レベルが低いわけではなく、また観たいと思った。ちなみにテレビで放送されなかったが、デニス・ホールマンやドゥエイン・ラドウィグも試合をしている。ホールマンはチョークで秒殺勝利、ラドウィグは1Rチョークで敗退している。

印象に残ったのはシェイナ。女子の試合を中継に必ず入れるのがストライクフォース/エリートXCらしくていい。サイボーグとヴィラセニョールは両者ともブランクからの復帰戦だったので、動きや試合勘を確かめながら闘っているようにも見えた。次に期待したい。トンプソンはやはりあの巨体を生かせるウェルター級で試合をしたほうがいいのではないか。映像はプロスポーツ番組を作り慣れているShowtimeが手かげているので、安定していたが、勝利者インタビューを担当したスティーブン・クアドロスはちょっと陰気すぎる。笑顔で質問してあげればいいのにと思った。

■シェイナ・ベイズラー、ハイライト動画

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