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ジェームス・ウィルクス@TUF9

先日のTUFシーズン9 Finaleでインパクトのある試合をして優勝したジェームス・ウィルクスが気になっていたので、今更ながらにTUFシーズン9をチェック。二回戦のフランク・レスター戦はまだ観られていないが、一回戦と決勝のレスターとの再戦は観たので感想を。

■TUF一回戦
○ ジェームス・ウィルクス[1R 30秒]チェ・ミルズ ×
wilks.jpg最初の展開の打撃戦でウィルクスは相手のパンチを数発もらう危なっかしい立ち上がり。ストレートに打ち抜いてくる相手の打撃に対して、ウィルクスのパンチは大振りだし、ガードも甘い。ミルズが突っ込んできたところに、ウィルクスは下がりながら頭を下げて相手の足に組みつき、そのままグラウンドに持ち込み金網際で足関をトライ。これも中途半端な距離だったので相手のパウンドを7~8発まともにもらっていたが、ウィルクスは身体を回転させてヒールホールドをフックすると、相手は悲鳴を上げてタップ。結果はウィルクスの秒殺勝利だった。

この試合だけを見ると、ウィルクスには肉体面と打撃、足関をトライしたときのパウンド対策については改善点がかなりあるように見えた。UFC本戦に行くならやっぱり、全体のレベルアップがないと厳しい気がする。グラウンドの展開になったのは偶然のようにも見えたし、今成選手のように演技して寝技に持ち込んだのかは、ちょっと判断がつかなかった。

■TUF準決勝
○ ジェームス・ウィルクス[3R 2分20秒 TKO]フランク・レスター ×

iji.jpg二回戦でウィルクスはレスターと試合をしており、2Rで腕十字を極めて勝っているが、準決勝に上がるはずの選手が感染症にかかったため、レスターが準決勝に繰り上げ出場で両者の再戦が決定。
ウィルクスはこれがTUF内で3試合目だが、かなり打撃がうまくなっている。左のジャブのスピードと精度が上がっているのでローキックも当たる。レスターには一度勝っているからか、かなりリラックスして闘っているように見える。1Rは後半胴タックルで組みついたものの、ウィルクスはテイクダウンをとれず。

2Rからは打撃でウィルクスが優位に立つ。ウィルクスは遠い間合いからの左ジャブを的確にヒットさせ、相手が強打してくると右のアッパーでカウンターをとり、時折ブラジリアン風のハイキックを命中させるなど、いいテンポで攻める。3R、レスターはもう気持ちが折れていてウィルクスの右ストレートを立て続けに浴びてしまう。ここでウィルクスはクリンチに持ち込み、ヒザ蹴りをクリーンヒットさせてTKO勝ちを奪った。

この試合では一回戦で見えた課題をウィルクスはかなり改善していた。本来、寝技師であるウィルクスがスタンドの攻防でしっかり闘えるようになったことでかなり試合の幅が広がった。この成長があって、決勝のダマルクス戦での爆発につながるのね……。

※※※※
ウィルクスのプロフィールを見たけど、彼はエリック・パーソンの弟子だったのね。だから、あんなにキレる足関節がうまいのか! パーソンは世界各地での技術セミナーで参加者をドン引きさせるぐらいキテレツな技を惜しみなく披露するというけれど、決勝でウィルクスが見せた珍しい技は、そんな“技マニア”パーソンの直伝の技なのかも。

現在、ウィルクスは柔術の茶帯だが、もしパーソンから黒帯が与えられれば、彼の系譜は“コンデコマ”前田光世→カーロス・グレイシー・シニア→カーロス・グレイシー・ジュニア→ヒーガン・マチャド→エリック・パーソン→ウィルクスとなる。もっとも、ウィルクスは現在UFCと数千万単位の契約を済ませて、TUFの撮影終了後に自身のジムをカリフォルニアにオープンさせているのだが。

なんにせよUFC本戦でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみな選手である。

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